1987-08-26 第109回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
減反という政府の政策の中で苦しんだのですから、自作農創設資金を貸しましたとか維持資金を貸しましたとかというやり方は今までの普通の農家に対するやり方であって、責任をとったやり方だとは思いません。したがって、この問題についてはもう一度真剣に考えてください。
減反という政府の政策の中で苦しんだのですから、自作農創設資金を貸しましたとか維持資金を貸しましたとかというやり方は今までの普通の農家に対するやり方であって、責任をとったやり方だとは思いません。したがって、この問題についてはもう一度真剣に考えてください。
やはりそこは、延べ払いじゃないですけれども、せめて七年くらいの支払い期間にするということが災害対策としても必要になってくるのではないかと思うのですが、そのあたりの見解については、他の制度との整合性と言いますけれども、たとえば他の自作農創設資金であるとか、近代化資金であるとか、営農関係の資金には、それぞれのやはり制度それ自体の特異性というものがあるわけですから、こういう一〇〇%災害オンリーの災害に対応
この既存の制度の問題に関連して、先ほど佐藤委員の方からも質問がありましたが、自作農創設資金の災害資金の限度額の引き上げの問題ですね。
一つは自作農創設資金の枠を拡大をしてほしい、限度額も引き上げてほしい、こういう要望がございます。天災資金もさることながら、今回の場合、転換など経営的に非常に多面的に今後の方向を打ち立てねばならない要素が多いと思いますので、自作農創設資金の枠の拡大、限度額の引き上げの問題が一つ。 それから、果樹農家は畜産農家と同じように、先ほど来御質問がありましたが、大変な借金をいたしております。
まず、災害を受けた農家の方々に対する金融措置でございますが、災害が全国的であり、かつ、国民経済に影響を及ぼすような大災害につきましては、天災融資法による天災資金の融資ということがございますけれども、今回の場合には、適当な資金は自作農創設資金であると私ども考えております。
そういうようなことにならないためには、かつてあったような自作農創設資金とか、そういうような制度をつくって、気安く、しかも金利も安く、長期の金融方法を考えてやるということが必要だ。
これをこの現行法の状態でこれができないとすれば、この機会に、かつてあったような自作農創設資金であるとか、そういうような別個の法律をひとつつくって、これに対して利子補給するとか何かの方法をとることが必要である、かように私は考えますが、これは大臣から答弁してもらうのが本当ですけれども、事務的にはどうお考えになるか、これを承りたいと思います。
そうなりますと、これは自作農創設資金、こういうことになります。私どもとしては、自作農創設資金についても資金需要を十分把握いたしまして、被害の実情に応じた資金は確保してまいるように努力するつもりでございます。
それから、農林漁業公庫資金ではいまお話しの自作農創設資金、この中で災害に絡むものだけ申しますと自作農維持資金、土地改良資金の災害分、造林、林道、漁港と、こういう災害に関連している資金であって災害に使うものについては、私ども被災農家の償還能力等を考えまして、それから本来低利資金を融通するという基本的な性格もございますので、一般的には上げざるを得ませんけれども、これらの資金につきましては現行のまま据え置
それからまた、天災融資法は経営資金を融通する制度になっておりますけれども、生活資金その他につきましては自作農創設資金というのがございまして、それを使うというようなことにも相なるわけでございます。 それから、仮に激甚地域に指定されますと、通常の場合償還期限が六年でございますものが七年に延びるというように優遇措置が講じられております。 以上でございます。
それから、自作農創設資金、これもそれにあわせて、あした閣議で決まれば、それにあわせてぜひ配分をしていただきたい。これも強く要望いたしますが、これについてひとつ御答弁いただきたい。
○塚田政府委員 自作農創設資金につきましては、今回の災害につきまして追加配分をいたすわけでございますけれども、この配分は、いま御指摘がありましたように、天災融資法の発動が決まれば私ども即日にでも配賦したい、このように考えております。そのように努力したいと思っております。
ですから、その点について考え方を一つ伺うことと、もう一つは、自作農創設資金、それから天災融資等々の融資について十分な配慮を払う必要がある。 三番目は救農土木事業ですが、国費で百十億というのが決まって、その中で農林省関係が九十八億、建設省が十二億という予算が決まったわけでありますが、これは被害を受けたサトウキビ地帯に対しても十分な配慮を払っていく必要がある。
それで、ただ、いまあなたが言ったような自作農創設資金だとか共済保険金だとか、そういうのはわかりますけれども、それだけではとても足りない。とてもそれだけでは間に合わない。たとえば共済金も全部払ってくれれば間に合うでしょう。しかし全部払われない。 それからもう一つは、農協自体が非常に困っておって、果たしてこの能力があるかどうかわかりません。
それで、ただ、いまあなたが言ったような自作農創設資金だとか共済保険金だとか、そういうのはわかりますけれども、それだけではとても足りない。とてもそれだけでは間に合わない。たとえば共済金も全部払ってくれれば間に合うでしょう。しかし全部払われない。 それからもう一つは、農協自体が非常に困っておって、果たしてこの能力があるかどうかわかりません。
○春日正一君 それでこの問題では、八丈の問題で、とにかく自作農創設資金なりその他の資金でまかなっていけるという——私は災害対策委員会に初めて出てきたので、素人ですから素朴な聞き方をしますけれども、そうすると自作農創設資金がある、これは使える。それにかぶって天災融資法の資金は使えるんですか。自作農で借りたらこっちは使えないというようなものなんですか。どういうことなんですか。
いまの自作農創設資金あるいは農林漁業金融公庫が出しておりますところの農地取得資金というのは、これは反当たり三十万円程度のときの、そして三分五厘、そして二十五年年賦。標準小作料を納めておれば二十五年で土地が自分のものになるということだったと思うんですよ。ところが、農地価格が七十万になってきた、八十万になってきたという場合には、これはもう間に合わぬです、こんなものでは。
ふしぎなことに、普通の工場であると、間に合わない会社には絶対に金を貸さないけれども、農業だけはふしぎな制度がありまして、構造改善事業に付属したいろいろな自作農創設資金だとかいろいろな資金があって、間に合わないものにもどんどん貸すのです。たとえば耕うん機の問題を一つ見てみますと、五町歩も一台の機械で耕せるのに、一町歩持っていない、五反歩ぐらいの農家がどんどん買うのです。
これに対して、あなたはいまの制度で十分生きることは可能だとおっしゃっているのだから、自作農創設資金百万円でどういうふうに今後の生活をつないで生きていけるかということの具体的な道筋を明らかにしてこそ、あなたの御答弁が生きてくることになるわけですから、その道筋を具体的にここに明らかに提示していただきたいということを私は言うているわけであります。
それと同時に、果樹に対するいろいろな融資、単なる災害に対する共済ではなくて、自作農創設資金だとかいろいろなあれがありますが、こういうのを大いに駆使いたしまして、できるだけ早く復活していただくようにお願いいたしたい、こう思います。 農林省の方がおられないようですからそれで終わりますけれども、林野庁の人、来ておりますか。
これは激甚地として天災融資法あるいはまた自作農創設資金の問題とか、いろいろと対策も立てなければならないと思いますけれども、これらの問題についてどういうように現在掌握しておられるか、またどういう今後被害の見通しであるか、また対策はどういうふうに打たれるのか、米なんかの作柄等についてもどういうふうに見ておられるか、ひとつ要点だけ、時間もございませんので、お答えいただきたい。
そして自作農創設資金をかりに借りても、これは上に限度がありますから三分五厘、残った分についてはどうしても別なところから借りなければならぬ、こういうことになるとすれば、現在の米の価格からしてみて、金利に約四割近いものを取られてしまう。償却やあるいは労働力や肥料やそういうものを差し引いてみた場合に、規模拡大をしてもこれはやれないということになる。
そういうところで、先ほどはまことにおざなりの返答しかできませんでしたけれども、そういう気持ちで、私が幾らここで自作農創設資金を三百万円にいたしますとか三百万円にいたしますとか、これはとうてい言えない問題でございまして、これはよく省内で農林大臣以下相談いたしまして、法の許される範囲でとりあえずやっていきたい。
特に網走方面あるいは北見方面では作況指数が一・二というようなずいぶんひどい状況であるようですが、特に激甚災害の早期指定、天災融資法の限度ワクの引き上げ等を改正して早く発動してもらいたいし、救農土木事業の実施とか自作農創設資金の適用、また中小企業対策、種子及び飼料の確保、こういった問題等についての対策、またはそれらを含みました全般にわたる冷害対策を早急にひとつしていただく。